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避けられない外食。ちょっとした工夫で賢く低糖・低炭水化物を実践できる!

外食が多いサラリーマンにとって、炭水化物の少ない食事を選ぶのは至難の技です。そんな時の強い味方が、食べ順ダイエット。食べる順番を変えるだけで、炭水化物の体内吸収を抑える方法です。
コンビニでも定食屋でも牛丼屋でも実践できます!
食べ順の鉄則1 野菜から食べる
まず最初に食べるべきは、野菜です。
他にも、海藻類、こんにゃく、きのこ、おから、寒天などカロリーが少なくて食物繊維が多く含まれているものは、先に食べましょう。例えばとんかつ定食の場合、ぜひ「キャベツお変わり自由」のサービスがあるお店を選びましょう。そして、まず最初にキャベツの千切りを、おかわりしてモリモリ食べてください。
もしコンビニでお弁当を買うなら、別売りのサラダも買って、まずサラダをモリモリ食べてください。卯の花や海藻サラダでもOKです。
食べ順の鉄則2 たんぱく質を食べる
2番目に食べるのは、肉・魚・豆類・卵・乳製品などのたんぱく質です。
ほとんどの場合、メインのおかずが2番目になります。とんかつ定食で言えば、メインのとんかつです。コンビニ弁当で言えば、鳥の唐揚げやしょうが焼き、鮭の塩焼きなど。本来はご飯と一緒に食べたいところですが、痩せるためにはぐっと我慢。
味が濃くてご飯がほしくなったら、野菜やお茶で口直しなおししましょう。豆腐、納豆、豆のサラダ、五目豆などの大豆食品も、ここで食べましょう。
食べ順の鉄則3 炭水化物を食べる
お待たせしました(笑)、最後に食べるのは、ご飯やパンなどの炭水化物です。
ご飯以外でも、糖質・炭水化物が多そうなお芋の類はこのタイミングで食べます。
おかずなしにご飯を食べるのは味気ない・・・ので、漬物やおしんこなどがあるといいかもしれません。そして、この段階で結構お腹がいっぱいになっていれば、しめたもの。
「食べ順の鉄則1」で食べた食物繊維が効いている証拠です!
なお、勿体ないお化けが出そうですが、ご飯が食べ切れなければ無理に食べずに残しましょう。
この決断もまた、重要です。
食べ順ダイエットの効果
この鉄則1,2,3どおりに食べると、2つの効果が得られます。
効果1 食物繊維で消化器官に壁を作る
食物繊維が先に体内に入って、胃や腸にたまります。これが一時的な「壁」となって、後から体内に入る炭水化物を消化しにくくしてくれます。これによって食後の血糖値が急激に上がるのを抑えることができ、糖分の吸収もセーブできるというわけです。
効果2 満腹感を低カロリーのもので得る
野菜、海藻、こんにゃく、きのこ類、おから、寒天など食物繊維が多い食品は消化されにくいので、腹持ちがいいのです。最初に低カロリー・低糖質のもので、ある程度空腹を満たしておけば、その後高カロリー・高糖質の肉やご飯・麺類などを、食べ過ぎずに済みます。
まとめ:できることからはじめよう
食べ順ダイエットは、外食の多いサラリーマンが「普段の食生活の中でできる」気軽なダイエット法です。
これは糖尿病の食事療法に由来するノウハウですが、あまりストイックにならず、気軽にできることからやってみてください。食通で有名なアンジャッシュの渡部健さんが、食レポの仕事が多いのにスリムな体型を維持している秘密は、食べ順ダイエットにあるようですよ。
ぜひ、お試しください。
初めまして、いつも楽しく読ませてもらっています。
白飯が大好きなので「炭水化物ダイエットなんて絶対無理!」と諦めていたのですが、この食べ順なら炭水化物に行きつくまでにお腹も落ち着くので、私でも出来そうな気がしてきました…
もったいないお化けが出ないように、お茶碗には少なめによそって食べ順ダイエットを実践したいと思います。
これからも役立つ情報をよろしくお願いしますね~(o^∇^o)ノ