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ココナッツオイル、日本でも話題沸騰。
モデルやセレブたちが火付け役となって、日本の女性たちにもてはやされるようになったココナッツオイル。
実は、体脂肪を燃やしてくれる不思議な油なんです。
糖質制限と合わせれば、ダイエットの相乗効果UPかも!
秘密その1:体に溜まらない中鎖脂肪酸
ココナッツオイルが体脂肪を燃やす?
いったいどんな仕組みなんでしょう。秘密はココナッツオイルの主成分、中鎖脂肪酸です。中鎖脂肪酸は肝臓ですばやく分解されてエネルギーになり、体に溜まりにくいのが特徴です。
これに対し、肉の脂身、サラダ油やマーガリンなど、一般的な食用油の主成分は長鎖脂肪酸。体内に入るとさまざまな部位に運ばれて貯蓄され、必要に応じてエネルギーに変換されます。つまり、使われなければ体脂肪として溜まる一方。
同じ油でも、ぜんぜん違うんですね。コレ、大事です!
秘密その2:ケトン体で体脂肪を燃やす
ココナッツオイルのすごさはこれだけではありません。
もう一つの秘密は、「ケトン体」。中鎖脂肪酸が体内に吸収されると、体脂肪を「ケトン体」という物質に分解し、エネルギーとして消費してくれるのです。
ココナッツオイルは、身体に溜まらないだけではなくて、体脂肪を分解・消費する力まで持っているというわけです。
ダイエットに油なんて・・・という先入観は捨てちゃいましょう。ココナッツオイルはダイエットに効果的な、特別な油なのです。
低糖ダイエットにココナッツオイルをプラスすると?
普段から糖質を多くとらないようにしている私たち低糖ダイエッターが、ココナッツオイルを摂取した場合・・・どうなるでしょう?
糖質を制限すると、体内のブドウ糖が少なくなります。さらにココナッツオイルが、体脂肪をケトン体に分解します。そして身体はブドウ糖ではなく、ケトン体をエネルギーとして消費する。
体脂肪はどんどん減って、ダイエットの相乗効果が期待できるわけです!
「ケトン体ダイエット」とは違うの?
アトキンス博士という人が考案した「ケトン体ダイエット」というものがあります。
炭水化物を制限して、ケトン体を発生させるというやり方で、ここで紹介した「低糖ダイエット + ココナッツオイル」と似ているのですが、これ、けっこう難しくて、そうとう覚悟がないとできそうにありません。
ケトン体ダイエット
- 1日の炭水化物の量を、1日の摂取カロリーの5%に制限し、 目標の数字までがっつり体重を落とす。これによってケトン体を発生させ、体脂肪をエネルギーとして消費させる。このときにココナッツオイルをとると、よりケトン体が作られやすくなる。
- 目標の体重になったら、今度は第二段階。1日の摂取カロリーに占める炭水化物の割合を、1週間に1%ずつ増やしていく。20%まで増加したら、それ以上は増やさないこと。
1週間で1%ずつ増やすって・・・私たちに、そんなカロリー計算できます?
専門の栄養士さんやトレーナーさんでもついてくれない限り、無理です、ムリムリ!
それに、「ケトン体ダイエット」はかなりストイックに炭水化物を減らすため、いろいろな注意点もあるのです。
ケトン体が血液中に大量に蓄積しすぎると、血液が酸性になり、昏睡・失神などの意識障害を引き起こす「ケトアシドーシス」という症状になる危険性があるそうです。ほかにも、糖尿病や生活習慣病の人は医師の指導のもとで行わないと、頭痛、下痢、脱水症状などの副作用が出てしまうとか。
私たちにできること・・・まずはサラダ油をココナッツオイルに
もっと気軽にできるダイエットを模索している私たちには、「ケトン体ダイエット」は向いていないようです。
でも、普段から「糖質・炭水化物の取り過ぎ」に気を使っているのですから、それにココナッツオイルをプラスするだけで、効果は得られるはずです。
まずは、料理油やバターの代わりとして、ココナッツオイルを使ってみてください。炒め物の油に使ったり、パンに塗ったり。コーヒーにミルク代わりに入れてシェイクして飲む、なんて方法もあります。
高い効果を求めるなら、生のココナッツの実から非加熱抽出した、無添加の「ヴァージンココナッツオイル」を選びましょう。メーカーによって香りの強さが違うので、自分の好みに合ったものを選ぶといいでしょう。通販でも買えますし、最近はスーパーでも売っているところがあります。
ココナッツオイルの1日あたりの最適な摂取量は、体重1kgにつき1gまでといわれています。つまり、体重50kgの人は大さじ3杯半。いくら体によいとはいえ油ですから、取りすぎると消化不良や下痢をおこしてしまうので、注意してくださいね。
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